稲田堤駅前脳神経外科内科クリニックBlog
頭痛(1)
(2017年8月19日 13:47更新)
頭痛とは、頭頸部に限局する痛みであり、日常困っている方も多いと思います。
頭痛の中には、クモ膜下出血や脳腫瘍などのように、命にかかわる危険な頭痛もありますが、
今回は、日常よくおこる頭痛について、その特徴を簡潔にご説明いたします。
1.片頭痛
a,発作性
b.片側、または両側性
c.ズキズキとした拍動性の痛み
d.周期的に繰り返す。
e.女性に多く、家族性に現れる
f.頭痛前に眼前にキラキラした光が見えたり、明るい光がまぶしく感じる。
g.悪心、嘔吐、めまい等伴うことがある。
h.疲労、ストレス、アルコール、カフェイン、生理等に増悪することある。
2.緊張型頭痛
a.頭全体から後頭部にかけておこる。
b.持続的な思い感じ、締め付けられるような痛み、圧迫感あり。
c.軽度から中等度、非拍動性の頭痛。
d.精神的ストレス、肉体的ストレスが関与。
e.肩こり、頸部痛伴うことある。
3.群発頭痛
a.男性に多い
b.一側性。
c.眼球、眼の奥など眼窩周辺に激痛。のたうち回るような頭痛。
d.夜中睡眠中に多い。
e.1時間くらいでおさまるが、頻発する。
f.同側の眼の充血、流涎、鼻閉、鼻汁分泌、発汗をともなう。
その他にも、多数頭痛の種類もあります。
危険な命に関わる頭痛もあります。
たかが頭痛と思わずに、医療機関への受診をお勧めいたします。
熱中症
(2017年7月20日 13:35更新)
7月は熱中症予防月間です。
熱中症についてご説明いたします。
熱中症とは、暑さによって生じる症状の総称をいいます。
1)引き起こされる誘因
1.環境;気温、湿度
2.体;高齢者、乳幼児、持病のあるかた
3.行動;激しい運動や屋外での長時間の作業など
2)症状と重症度
Ⅰ度;めまい、失神、筋肉痛.筋肉の硬直
Ⅱ度;頭痛、嘔気.嘔、倦怠感、虚脱感
Ⅲ度;意識障害、けいれん、手足の運動障害、高体温、臓器障害など
3)対処方法
Ⅰ度;日陰や涼しい場所に移動し、首、脇などの、太い血管に近い場所を冷やす。
水分補給;経口補水液または食塩水(水1Lに食塩1-2g)、水に梅干しまたは塩飴
Ⅱ度;水分補給または病院で点滴を。
Ⅲ度;意識障害があれば、救急搬送を。
熱中症にならないように、暑さ対策とこまめな水分補給を心がけてください。
インフルエンザ予防接種のお知らせ
(2016年10月3日 19:38更新)
平成28年度の予防接種を、10月7日(金)より実施いたします。
料金は、
1回目 3300円
2回目 3000円(当院で1回目接種された方のみ)
予約、当日接種も可能(混雑時にはお待たせする可能性もございます。
あらかじめご了承お願いいたします)
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